メダカQ&Aトラブル集|元気がない・白点・水が白濁・高水温・産卵しないを即解決

具合の悪いメダカを0.5%の塩浴でケアするイメージ。小型水槽、赤十字と塩アイコン付き 飼育方法

症状からサッと原因と対処を引けるQ&A形式のトラブル集です。まずは「水温・水換え・給餌量」を見直し、必要に応じて塩浴0.3%と別容器観察で安全に立て直しましょう。

最初の一手(迷ったら):①水温22〜26℃に安定 ②部分換水1/4 ③餌は1分で食べ切る量に ④別容器で塩浴0.3%(1L=塩3g)を検討

立ち上げ・水質の悩み

  • Q:立ち上げ直後に水が白く濁る
    A:バクテリアが増殖中。フィルターは飼育水ですすぐだけ。1〜3日で落ち着くことが多い。
  • Q:水が緑色(グリーンウォーター)
    A:基本は悪くない。濃すぎるなら光量を下げ、2〜3日おきに1/4換水で薄める。
  • Q:換水のたびに元気がなくなる
    A:温度差/勢い/換水量が原因。同温度の新水を皿越しに注ぎ、量は1/4まで。

行動・体調の悩み

  • Q:底でじっと/ヒレが閉じる
    A:低温か水質悪化。22〜24℃に安定、1/4換水、塩浴0.3%で様子見。
  • Q:水面でパクパクする
    A:高水温/酸素不足。遮光+送風、水面の揺らぎを確保。
  • Q:白点が出る
    A:温度変化+寄生。温度を安定、塩浴0.3%。急激な加温/冷却は避ける。
  • Q:尾ぐされ/体表が白い
    A:水質悪化が原因。換水強化、過密解消、塩浴0.3%。
  • Q:餌を食べない
    A:低温/環境変化のストレス。水温を見直し、静かな環境で半日〜1日様子見。

温度の悩み

  • Q:真夏に★が出た
    A:高水温。遮光30〜50%・送風・水量UP。詳細は真夏の高温対策へ。
  • Q:冬の管理は?
    A:屋外=深さ20cm↑+午前日光で無加温越冬。室内=無加温でも可、繁殖継続なら22〜24℃保温。

繁殖・稚魚の悩み

  • Q:産卵しない
    A:温度・日照不足。22〜26℃・12〜14h照明・高タンパク餌で改善。
  • Q:卵が白くカビる
    A:無精卵/管理不足。別容器+弱エア+ごく薄いメチレンブルー。白化卵は除去。
  • Q:稚魚が消える
    A:親に捕食/吸い込み。親と分け、スポンジで吸い込み防止。餌は稚魚用パウダー。

器具・安全の悩み

  • Q:エアポンプがうるさい
    A:下にゴムマット/スポンジ。静音タイプへ交換。
  • Q:逆流が怖い
    A:逆止弁を必ず装着。矢印は水槽側。配線はドリップループで。

塩浴0.3%の基礎

  • 濃度:1Lに塩3g(食塩・無添加)。秤で正確に。
  • 環境:別容器+強めのエア・水温を本水槽と合わせる。
  • 期間:2〜5日目安。毎日1/3換水→同濃度で合わせる。回復後は徐々に薄めて戻す。
すぐ役立つおすすめツール

▶ カルキ抜き

▶ 掃除ホース/プロホース

▶ 水温計

▶ アクア冷却ファン(室内)

▶ 小型ヒーター(室内加温)

▶ メチレンブルー

▶ スポンジフィルター+逆止弁

チェックリスト(保存用)


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